Flinto for Mac 1.3 Sketchからの再読み込みに対応!
Flinto for Macのバージョン1.3を本日リリースしました。1.3ではユーザーの皆さんから数多く要望をいただいていた新機能を搭載しました。
Sketch.appからのデザインアセット再読み込みが可能に
これまで(Flinto for Mac 1.3以前)は、SketchからFlintoにデザインを読み込んだ後に元のSketchファイルに変更を加えた場合、その変更を簡単にFlintoファイルに反映することはできませんでした。Flinto 1.3と新しいバージョンのプラグインではこの問題が解決され、プラグインを通じてSketchファイルの変更をすぐFlintoファイルに同期できるようになりました。この際、すでにFlinto上で作っているリンクやスクロールグループはそのまま維持されます。単なるレイヤーの色や形の変更だけでなく、Sketch上でのレイヤーの追加・削除、アートボードの追加などもFlintoファイルに反映されます。
- 同じSketchファイルを再度Flintoに送ることで、Flintoドキュメントを同期・更新できます
- Sketchプラグインでファイルの保存先を指定する必要がなくなりました
- Sketch上で末端のグループを1つのレイヤーに統合することで、Flinto上でのプロトタイプがシンプルになり、またFlintoへの送信が高速化されました
- その他の細かいSketchプラグインのバグが修正されています
開発者とのスプリングパラメータ共有が可能に
Flinto 1.3ではアプリ開発者向けの機能が2つ追加されています。1つ目はUIKitスプリングを指定できるようになりました。UIKitスプリングで指定する値は、iOSフレームワークのスプリングパラメータと全く同じものであるため、開発者は値をそのまま利用することができるようになりました。2つ目は従来Flintoで使われていたスプリング関数「RK4Spring」をオープンソースにしました。RK4Spring.swiftをプロジェクトに追加すると、Flintoで作成したアニメーションを簡単にアプリケーションで再現することができます。
アンドロイドとWebのプリセット追加
新規ドキュメント作成ウィンドウに、よく使われるAndroidとWebサイトのサイズをプリセットとして追加しました。もちろんこれまで通り、完全にカスタムサイズのプロトタイプを作ることも可能です。
レイヤーにジェスチャーをブロックするオプション追加
あるレイヤーが別のレイヤーの上に重なっている際に、ジェスチャーをブロックする機能が追加されました。スクロールレイヤーの上にオーバーフローを表示して、その部分ではスクロールジェスチャーをブロックしたい、というような場合に利用することができます。
レイヤータグにアニメーションカーブのプレビューが表示されるように
トランジションデザイナのアニメーションタグに、そのレイヤーのアニメーションカーブのプレビューが表示されるようになりました。これによって、どのレイヤーがアニメーションするかだけではなく、どのようにアニメーションするかも一目で確認できるようになりました。
トライアル終了後もMacアプリをビューワーとして使い続けることができるように
Flinto.comから無料でMacアプリをダウンロードし、トライアル終了後もプロトタイプを表示することが可能になりました。
リンクをグループ内に直接描画できるようになりました
バージョン1.2までは「リンク描画」機能で画面の最前面にしかリンクを描画できませんでしたが、1.3ではグループを選択してからこの機能を使うことで、そのグループ内に直接リンクを描画することができるようになりました。
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