05 April 2016

Pasquale D’SilvaのJupiter Weatherプロトタイプ

Pasquale D’Silvaが楽しいJupiter Weather(木星の天気)アプリのプロトタイプをデザインしてくれました。Flintoビューワーアプリのサンプルとして追加されています。 たくさんの方からFlinto for Macで試せるプロトタイプのリクエストにお応えしたこの作品を、ぜひダウンロードしてみて下さい。

Jupiter Weatherプロトタイプのダウンロードはこちら

ご存じない方にご紹介すると、Pasqualeは独自のスタイルを持つアニメーターかつソフトウェアデザイナーとして活躍する人物です。 デザインとイラストレーション、さらに音楽といった多分野を自由に行き来し、すべての要素をうまく取り入れて驚くべき作品を生み出す。そんなユニークでクリエイティブなアーティストの1人です。

以前彼がKeezyアプリを製作中の時にもお話を聞きました。

最近また話す機会があり、Jupiter Weatherプロジェクトとそのインスピレーションとなった、ちょっと笑えるきっかけについて教えてもらいました:

優秀なモバイルアプリのデザイナーの1人として、モバイルでのユーザーエクスペリエンスの優劣を決める基準は何だと思いますか?

優れたモバイルソフトは、デバイスの物理的な制限や特徴、ユーザーの動きや操作、インタラクションといった面を綿密に検討してあり、使う人ととても密な関係を構築するものです。

逆に劣ったモバイル体験では、大画面での利用を前提にデザインしたものが、手のひらサイズに無理矢理ねじ込まれている、と感じてしまうものです。

このプロトタイプのアイデアはどこから得たのですか?

よくある間違った思い込みに、「素人デザイナーはみんな実用的でもない静的な天気アプリを作り、ジョークでなく本気でDribbbleに投稿しなければならない」というものがあります。

この誤解をさらにふくらませて、あり得るけれどまったく使えないアプリのプロトタイプを本当に作ってみたら面白いかも、と考えました。 例えば惑星の周辺を飛び回れる日がいつか来て、木星とその衛星での天気が気になるかもしれない。そうしたら実際にApp Storeでランキングトップのアプリになるんじゃないか、なんて思いまして。

このプロトタイプ内で気に入っているこだわりの点は?

嵐をトラッキングできるストームトラッカーで、荒れている木星の渦の目の予測移動経路が見えるのがオススメの部分です。